商業印刷業者の「課題」と「解決」策

こんにちは!『新規事業構築×プロモーション』 コンサルティングを行っています『OneTheory 是信 雅』 です。

新聞の購読率の低下に伴うチラシの発注減や小売店でのPOPが減少している関係から、「WEBサイト」「動画」など社内の制作スタッフを活用した案件で印刷以外の周辺ツールのご提案を多く見受けます。

制作時間単価(時間工数)でいうと5000円~10000円、制作丸1日だと50,000~100,000円のご提示が多いという体感です。

倍ほど違う価格の幅は抱えている社員の数が目安かと思いますが、現実的には競合との違い(差別化)が明確ではないので結局、価格競争になります。また制作スタッフも受注にならないと「売上」を生み出さないことになるので、結局「競合に合わせる形でまず受注する」・・つまり低単価になっていくという流れです。

発注する側、または発注の稟議の許可をする側としては「安ければ良い」という発想になりやすいので、「単に制作」ということだと単価の安い受注ばかりになります。

では、このスパイラルを打破するには、どうしたらいいのでしょうか。

その印刷物/制作物で「クライアントの商品は売れるのか?」をまず考える

「ご依頼いただく対象商材の理解」は出来ていると思いますが「開発の想い」「ターゲット」「ターゲットのどの悩みに触れているのか」「クライアントの競合の施策や展開」までを理解して制作しているでしょうか。

「コストありきで受注しているからそんな検証する時間ないよ」と言う声も聞こえてきそうですが、まずはご依頼をいただく段階でヒアリングに、これら項目を盛り込んでヒアリングしてみてはいかがでしょうか。

”クライアントの売上をあげる”ことを念頭に「他に依頼されている業者と違って売上が上がる(効果がある)前提の提案(制作)をするので少し質問させていただいていいですか?」「効果を出すのでご提案料を少し上乗せさせていただけませんか」と投げてみることがまず第一歩になるではないでしょうか。

「クライアントが”求めているコト”とは?」を考えてみる

ここで社の方針・方向性が問われるところになりますが「自社の得意分野だけで良い」「手離れが悪くなるのでそこまで不要」と考えるのか、「クライアントが求めているコトを追求してみてみよう」「協力会社を巻き込んででも”1つの企画”として追っていくのか」「新規事業のネタになるかもしれないのでトライしてみるのか」など示す必要があります。

今までと同じことをやっていては「現状維持」ですよね。

例えば、クライアントがやりたい事・欲しい事がはっきりしている場合で、デザイン表現やコピーライティングが出来上がっていたら、印刷物だけが欲しいだけ、つまり価格で選ばれます。そんなネット印刷と勝負しても疲弊します。

「うちはデザイン表現やコピーライティングを代わりにやっているよ」と言う場合でもレベルが分かれます。
クライアントがラフで考えた内容を清書する、指示通りの『作業』に寄ったレベルもあれば、訴求するコピーやデザイン表現はある程度任せられる『企画』に寄ったレベルです。

どちらがいいかは会社の方針もあるので良否は分かりませんが、『印刷するだけ』より『作業を代行してあげる』方が単価は上がりますし、『作業を代行』より『企画』の方が単価は上がります(企画料はサービスみたいに思っているクライアントも多数いますが)。

ではなぜ単価が上がるのでしょうか。
「手間を作業として代行する」からですし、「売れる方法を企画する」からです。

企画するとなったら、商品の事(Product)・販売価格の事(Price)・場所の事(Place)・価値を伝える事(Promotion)のことを知らなければなりませんし、クライアントの事・クライアントの競合の事・クライアントのお客様の事も知らなければなりません。

知っているからこそ、適したターゲットに適したコピーライトで訴求が出来ますし、同じ印刷物・制作物でも”効き方”=”売上UP”や”集客”などの成果が大きく変わってきます。

この「”売上UP”や”集客”などの成果」があがることこそ「クライアントが求めているコト」です。

下請けではなく、相談パートナーになることで活路を見出す

「作業」から「企画」をする人に。「企画」ができるようになると「相談の質」が深くなります。その深くなった「相談やお悩み」が新規事業のヒントになります。そんなステージに上がっていきましょう。

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