こんにちは 小売事業者様向けにプロモーションコンサルティングをやっています『OneTheory 是信 雅』 です。
この週の小売業向け販促の小ネタをまとめてみました。
◆冬の土用丑の日
土用丑の日は実は夏だけではありません。立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれ前日までの 18~19日間が土用と呼ばれ、十二支を毎日にあてた暦で丑にあたるのが、土用丑の日です。 中でも夏は滋養の為に鰻を食べよう!というのが定着して今に至っているようです。
◇鰻
近年は産地表示が徹底されていますが、食品スーパーでは管理面での安全訴求もされている場合もあります。 選ばれる際にはチェックを心がけたいところです。 鰻丼・ひつまぶし・う巻き・うざく・・・色々食べたいところです。
・美味しい温め方の一例です。
・電子レンジ・・耐熱皿に割り箸を2本並べたうえに鰻をのせ、
・フライパン・・フライパンに割り箸を2本並べ、大さじ1杯の酒を入れ煮立たせた後、
・トースター・・お酒を少量ふりかけ、アルミホイルで包んで約5分焼きます。
・魚焼きグリル・・中火から弱火で2分程度焼き、タレ大さじ一杯をかけて表面の脂が沸々と湧くまで焼きます。
◇土用しじみ
土用しじみは腹薬といわれます。
◇土用餅
土用の入りの日に、餅を餡で包んで食べる風習があったとされています。
◇黒いものをたべる
丑の方角の守護神である玄武を祀ることから、黒いものを食べるとよいとされています。 なるほど、鰻もしじみも土用餅も黒いです。茄子も夏野菜ですし旬の食材です。 奈良漬は、鰻との食べ合わせが栄養吸収面でもいいみたいです。
◇「う」の付くものを食べる
健康で過ごせるといういわれがあるようです。うどんや梅などでしょうか。 鰻と梅干の食べあわせについて、良くないという迷信がありますが根拠はないようです。 鰻の苦手な方向けなのか、「土用の牛」ということで牛肉を食べようという告知を されている食品スーパーも見かけました。スタミナもつきそうです。
◆節分準備
節分は 2月3日頃に行われます。立春の前日が冬と春の節目にあたります。 他の季節でも節目はもちろんありますが、翌日の立春を迎える・・すなわち一年のはじまりを迎えるという意から定着したようです。 邪気を祓って、一年のはじまりに福を招き入れる意を込められています。
◇恵方について
年の神様がいらっしゃる方角を恵方と呼ぶようですが、スーパーマーケットのポスター等で よく見られる十六方位での表現ですと、4方位(東北東・西南西・南南東・北北西)のいずれかなります。
2024年は東北東が恵方になります。
◇恵方巻き
恵方巻きを食べる方が年々増えているようです。食品スーパーなど市販品も具のバリエーションが増えてきましたね。 七福神にちなんでだろうと思われる、7種の具が多いような気もします。 店舗によっては恵方巻きの断面をPOPで表示して、選びやすい工夫がされているところも見受けます。 ハーフサイズも増えてきましたので色々な楽しめますね。福を巻き込むという願いも込められて巻き寿司とされています。 方位磁石をおまけでくれる食品スーパーさんもあります。早期予約とか条件があるのがほとんどですけど。 ・食べ方 その年の恵方を向いて、休まず無言で一本丸ごとで食べると良いとされています。 「縁を切らない」よう一本まるごとで、いただきます。
◇縁起物スイーツ
ロールケーキやお菓子でも 恵方○○と銘打った「巻き」つながりな、ロールケーキやお菓子も出てきました。面白いですね。 ご家庭でもアイデア次第で手作りされてもいいかもしれません。 お子さまに「節分ってこうなんだよ~」とか教えながら・・。こういう教育もアリかもしれません。
◇豆まき
邪気の象徴が鬼とされ、炒った豆を投げつけたり、食べたりする事で退治する意味が込められているそうです。
◇節分いわし
イワシの焼いた時の臭いと煙が鬼を追い払うといわれ、またトゲのある柊(ひいらぎ)の葉が鬼の目を刺すといわれます。 イワシは食べると邪気払いにいいとされ、焼いたイワシの頭を柊の枝に刺したものを「焼いかがし」と呼び、 戸口に取り付けます。 ・いわれと逆行するような気もしますが、食べるときに「やっぱり生臭いのが苦手」な方は、 魚焼きのグリルパンに緑茶を入れて焼くと臭いと煙が抑えられます。
◇節分そば
節分って!?の意味から、年越しそばにも通ずることから食べられます。
◆バレンタイン準備
年明けセールが終わるころからバレンタイン売場が活況になります。来週のブログで詳細に触れていきます。
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